知らなかった歴史 1
1915年以降、新兵の中に海外生まれの人々が占める割合は逆に減少の傾向に転じ始めた。
戦争期間全体を通じてみると、AIF隊員の中で英国生まれの人々が占めた割合は、全体のおよそ五分の一に相当したに留まった。
にもかかわらず戦争開始当初、移民は植民地生まれの人々に勝るとも劣らぬ活躍を見せたため、ANZAC伝説(オーストラリァ、ニュージーランド連合軍の伝説的武勇伝)を生むことになったと言っても、決して誇張にはならないであろう。
アンザック伝説は20世紀オーストラリアのナショナリズムを形成する一大要素となった。
しかし、すべての新兵が帝国に対する愛国心から徴兵に応じたわけではなかった。
中には到着早々オーストラリアに失望を感じる移民もいました。