考えよう 7
前回の続きです。
「教師は労働者である」というビリーフは一般化のしすぎです。
厳格にいえば、「教師は労働者としての面を持ってはいるが、仕事の大部分はプロフェッショナルである」とのべた方が事実には近いと思います。
あるいはひと頃、アメリカ南部の白人たちは「黒人は神の子ではない」というビリーフを持っていました。
しかしこのビリーフを支える事実(証拠)はありません。
あるいは「黒人は白人に劣る」というビリーフもあったそうです。
しかし知能テストの得点を比較すると差がないという事実が発見されました。
このように事実に基づかないビリーフのために自他を不幸に陥れるのはまことにナンセンスです。
科学者の姿勢でいつも「このビリーフを支える事実はあるか」と問うことが大事なのだそうです。